今日は黒のマジェスタとともに、出航手配です。行き先はAmericaのロサンゼルス港。静かにそのときを待ちます。

日本でも人気の高級車として知られるclownマジェスタですが、その走行性、落ち着いたビジュアルから、以前は覆面パトカー、警護車輌などとして、活用されていた歴史があります。
現在は、生産終了に伴い台数が減っていますが、2000年代~2010年代前半には、目にする機会がありました。

こちらのMajestaを見ていただいたら分かるとおり、黒いマジェスタは高速や街で走っていても、違和感なくなじみます。一見警察車輌にみえない、という特性を生かして、追尾や張り込みに利用されてきました。

警護の面では、マジェスタの乗り心地の良さ、静かさが認められ、選定されていたと言われています。マジェスタのパトカーは減りましたが、現在もクラウンやレクサスが、引き続き覆面パトカー、警護車輌などに使われています。

そんな公用車ですが、警察での仕事を終えると、中古車として市場に出回る場合があります。ということは、このマジェスタも実は元警察車輌、という可能性があるんですね。
もしかすると、私たちが輸出してきた車輌の中に、世間を賑わす事件を解決に導いた一台が、存在しているかもしれません。




