いつも中古車輸出の事例を紹介している弊社ですが、今回はかなりの異例。カナダへ輸出した車輌を積み戻す、というケースを紹介いたします。
こちらの車輌、ご依頼がありカナダへと輸出手配をして見送ったのですが……なんと、手違いだったことがあとから分かりました。本来は日本にあるべき車輌だったですが、気付いたときにはすでに船の上。
そして恐ろしいことに、カナダ現地では日本とは比較にならないほどの、保管費用がかかるんです!
早急に日本へ戻してあげないと、保管費用だけで大赤字になってしまいます。そのため、急ぎで再輸入の手続きを進めることに。
とはいえ、日本から海外への輸出で時間がかかるように、カナダから日本も多くの時間が必要です。無事に日本へ戻ってくるまで、2か月ほどかかってしまいました。
それでも、無事に戻すことができて一安心。
中古車輸出に携わっている弊社ですが、このような輸入手配も、事態によっては対応しております。簡単なようで、大変な輸出入の事例でした。
間違えて車を輸出してしまった場合、再輸入までにかかる保管料、輸入の費用など、すべて輸出車の責任になります。
船に乗ってしまってからでは、何もできないため、事前にしっかりチェックしていただいてからのご依頼を、お願いいたします。