今回のご依頼はSUZUKIのアルトです。スリランカ・ハンバントタ港に向けて、真っ白なアルトを輸出させていただきます。
日本でよく見かけるアルトですが、海外輸出の傾向を分析すると、スリランカ向けで多い車種の一つだったりします。
コンパクトで乗りやすい！ 燃費が安い！ 維持費も安い！ そんな嬉しいメリットから、現地で広く支持されています。
そんなSri Lanka市場ですが、ここ数年は政治情勢や経済状況のなどの影響で、自動車輸入が制限されてきました。そんな暗黒期を経て2025年2月から中古車輸入が復活。長らく抑えられていた需要が一気に高まっています。
輸出業者にとっては大きな追い風ですが、いつまた終わるか分からない、という不安もあり輸出する側はヒヤヒヤです。
スリランカ情勢は、安定したとはとても言い難く、政府の輸入政策などが依然として非常に不安定です。過去にも突然の規制強化や通関停止を繰り返してきた国だからこそ、安心は禁物です。
ここ半年は、問題なく手配できていますので、輸出を検討している場合は、今が良いタイミングかもしれません。輸入停止で国内の乗用車数も減っていると考えられるため、大きなビジネスチャンスにつながる可能性があります。