こちらの車も、以前ブログで紹介したポルシェと同じく、ドイツはブレマハーベン港向けのご依頼。オレンジのボディが眩しい、左ハンドルのBMW420です。
カラーはもちろん、中々の高額車輛、ということで、ヤードでも目立っていました。
画像をみていただければ分かるとおり、どこを見ても高級感に満ちあふれています。
BMWという名は、「Bayerische Motoren Werke(バイエルン発動機製造)」の略です。当初は航空機のエンジンメーカーとして、歴史をスタートさせました。
BMWといえば、白と青のロゴマークも特徴。これは、BMWが誕生したドイツ・バイエルン州の州旗にちなんでいるという説。BMWのロゴマークは白い雲と青い空を表している、という説。飛行機のプロペラを模しているのでは、という説が、世界中で広まっています。
言われてみると、たしかにプロペラに良く似ています。ロゴマークのルーツについては、日本の代理店であるヤナセのホームページで、「BMWの広報が過去に、プロペラ説が公式見解と発表したことがある」と紹介されています。
しかしその後、BMWミュージアムの広報担当者が、
「プロペラは真の由来ではない」
「州旗にちなんでいる」
と説明をし、BMW側が否定しなかったことから、州旗説が正しい、という認識に変わっていきました。
世界中で「諸説あり」とされているロゴマーク問題。
これもBMWが高い人気を誇るからこそ、盛り上がる話題だと感じました。