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ニュース・ブログ 2024.12.03

寒い冬はバッテリーの冬眠に注意

車の心臓と呼ばれることもあるバッテリー。バッテリーがあるから、エンジンが元気に動き、快適なドライブを実現できます。

 

このバッテリーですが、寒い時期になると、冬眠モードに入りがちなのをご存じでしょうか?

 

冬になると、バッテリーがあがりやすい、というのは知っているけれど、理由はよく知らない、という方もいると思います。

 

そこで今回は、寒さとバッテリーの関係について、解説いたします。

 

 

冬になると、車のバッテリーが動きづらくなる原因は主に3つ。

 

①バッテリーの量が減る

 

意外かもしれませんが、バッテリー液の量は、化学反応によって変わります。冬場はバッテリー液が減る傾向にあり、夏場の80~90%になると言われているため注意が必要です。化学反応が原因で、冬場は充電効率も低下してしまいます。

 

②始動に必要なエネルギー量が増える

 

気温が下がると、エンジンオイルの粘度が高くなります。エンジンオイルの粘度が高いと、エンジンをかけるのに必要なエネルギー量が増えるため、バッテリーの負担が増えてしまいます。

 

③電気の使用量が増える

 

冬場は、エアコンが欠かせなかったり、早い時間からライトを点灯する必要があったり、電気の使用量が増えます。バッテリーから電気を取り出す量、回数が増えるため、バッテリーがあがりやすくなります。

 

【バッテリーの冬眠を防ぐには?】

 

冬場の寒さなどが原因で、バッテリーが動かなくなってしまうのを防ぐなら、定期的に車に乗るのがおすすめです。近場しか移動しない、という場合、必要な電気を充電できず、バッテリーあがりが起きてしまいます。

 

目安としては1~2週間に1度、1時間くらいのドライブをすると、良いバッテリーの状態をキープできます。

 

バッテリーは消耗品のため、定期的にチェックして、古くなっている場合は早めに買い替える、という行動も重要です。

 

必要なときに動かず、困ってしまった……そんな結果にならないように、バッテリーを眠らせない習慣を心がけてみてください。