明けましておめでとうございます。
楽しい新年を迎えでしょうか?
私たちスタッフも、年末年始は休暇をいただき、思い思いの時間を過ごしております。
本年もネオトランスを、何卒よろしくお願いいたします。
さて、2025年は巳年です。
へび年と聞いて思い出すのは、アルファロメオのこのエンブレム。
左の十字架は、アルファロメオが創業した街、ミラノの市章にちなんでいるそうです。
そして、赤十字をじっと見つめているのが、緑の蛇。
なぜ蛇なのかというと、話は少し昔にさかのぼります。イタリアの地で反映していた貴族「ヴィスコンティ家」の玄関などに使われていた、蛇の紋章がもとになり、アルファロメオのエンブレムに使われた、という説が知られています。
エンブレム自体の歴史も古く、何度か刷新されている自動車メーカーが多い中、創業当時からほとんど変わっていないそうです。
アルファロメオの蛇は、その辺をあるいている可愛いへびではなく、実は大蛇。もとになった紋章の大蛇は「ヴィスコンティ家」の王冠をかぶっていて、異教徒であるイスラム系、サラセン人を飲み込んでいるのだそう。
「ヴィスコンティ家」の一員として、家を守る存在なんですね。
蛇ではなく竜、という意見もあります。森で竜に飲まれそうになっている少年を、ヴィスコンティ家の祖先が助けたから、という説が残されています。
「ヴィスコンティ家」とゆかりのある「スフォルツェスコ城」では、壁に描かれた大蛇の紋章を見られるそうです。ミラノへ行く機会のあるアルファロメオ好きの方、車好きの方は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?