節分には恵方巻を食べる。
というのが、全国各地で当たり前の習慣になりました。
コンビニやスーパーへ足を運ぶと、すでに予約がスタートしているほどです。
本来は大阪の一部で習慣になっていた、節分の丸かぶり。
恵方を向いて、黙って願いを乗せながら、という食べ方が一般的ですが、地域によっては笑いながら食べる例もあるのだとか。
黙々と食べるよりも、明るい雰囲気で楽しそうです。
そんな今年の恵方は、北北西だそうです。
北北西からやってくる年神様と、しっかり向き合いたいですね。
正確には北北西やや北、という北北西からさらに少し北が吉方なのだそうです。
現在は豪華な海鮮巻きなどが、カットされた状態で販売されていますが、本来は、
・7種類の具を巻く(七福神にちなんで)
・切らずに一人一本食べる
というのがルールです。
「一人で一本食べるのは大変……」
という場合は、手巻きずしにして好きな具を7種類選ぶ、というのも良さそうです。
家族でわいわい楽しい習慣である一方で、毎年ニュースになるのが恵方巻の廃棄問題です。
社会問題になっていることもあり、年々ロスは減っているものの、ゼロには程遠いのが現状。
現在はコロナの流行や異常気象もあり、感染や大雪などで買い物へ出かけられないケースも考えられます。
年神様が福を授けてくださる伝統ある行事。
必要な分だけ事前に注文して、環境にやさしい節分にしたいですね。