カナダ向けに輸出の手配をさせて頂いた、ダッジラムキャンピング
キャンピングカーを海外へ向けて輸出をする際に注意点が1つ。
それは、搭載されている設備を取り外さないと、仕向地先によっては輸出が出来ない事があることです。
電子レンジや冷蔵庫の家電など、日本で使用することが認められている製品でも
フロンガスの問題や安全性の基準の違いで、海外では使用が禁止されているものもあります。
シンクやトイレなどの排水(汚水)を溜めるタンクも、仕向地先が検疫検査を設けている場合
取り外しが必要になるケースも。
ガスボンベなどの引火性があるものは、輸送中の船内での火災防止の観点から、
必ず、船会社からの取り外しの指示が出ます。
ただ、これら取り外し可否の基準が、仕向地先や搭載されている設備の種類・年式により様々で
なかなか日本側では確かな確認を取ることが難しく、弊社ではお客様にご協力頂き、
仕向地先の現地税関などに確認を取って頂いております。
今回も設備に関して、お客様にもご協力頂き、取り外し可否の確認をして頂いた結果、
排水(汚水)のタンクを外さないと現地検疫検査でNGになる可能性があるとの事で
取り外しの作業を承りました。
中には、搭載されている全て設備の取り外しの指示が出ることもあるようですが、
全て外してしまったら、キャンピングカーじゃなくなってしまいますよね・・・。
日本でもコロナ禍の影響でキャンプ人気と共に需要が高まっているキャンピングカー。
海外では、バカンス休暇のような長期休暇に家族でキャンピングカーで旅行を楽しむと聞いた事があります。
キャンピングカーの輸出は、スムーズに行かないケースもあったりします。
何か分からないことがあれば、ご相談ください。
良いアドバイス、お手伝いが出来るかもしれません。