日本でもおなじみのTOYOTA「ハリアー」
今回はフィジー向けに、輸出手続きをさせていただきました。
フィジー向けの中古車輸出は、事前の検査が必要です。
数ある国の中でもルールが厳しいのですが、その理由をご存じでしょうか?
以前にも少し触れたのですが数年前、日本からニュージーランドへ輸出された船から、大量のカメムシが見つかるという事件がありました。
カメムシが国内へ入り込んでしまうと、農作物などへの大きな影響が考えられます。
繁殖力が強く、殺虫剤の効きにくいカメムシを迎え入れるわけにはいかないと、厳戒態勢が敷かれました。
このような背景もあり、日本から輸出される車には、厳しい検査や処置が必須となっています
カメムシ事件はニュージーランドの話ですが、フィジー向けの車もニュージーランド向けと同じ船に乗っています。
そのため、ニュージーランド向けルールの適用対象となり、害虫駆除やサビ除去などを済ませてからの出港となります。
一時期は日本船の入港が拒否されていたことを思うと、関係を取り戻せただけ良し、というところでしょうか?
日本人も、カメムシを大量に積んだ外国船が入港したら……二度と来ないでくれ、というのが本音だと思います。
私たちも、検査や処置の不備で同じような事件を起こさないように、一台一台ていねいに手配させていただきます。
ニュージーランド向け、フィジー向けの中古車輸出をご検討でしたら、まずはご相談ください!