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ニュース・ブログ 2022.11.09

輸出前に車輌チェックの御依頼

弊社では、船積のお手配以外にもお車の車輛チェックや修理もお受けしております。

 

今回は車輛チャックの際に発覚した、エンジン不調の修理を承りました。

 

 

早速エンジンルームを分解した写真ですが、不調の原因を調べたら・・・。

 

 

アイドリングを制御している、ISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)が

ダメになっていることが分かりました。

 

 

 

お客様に不具合原因と修理のお見積りをご連絡させて頂いたところ

船積が近いとのことで、急ぎ部品の手配をし作業開始です。

 

 

 

ISCVはスロットルボディーの裏側に取付られている部品で、

分解・交換するには専門的な知識が必要となりますが、

ネオトランスには、整備資格を持ったスタッフが在籍しているのでご安心下さい!!

 

ばっちりエンジンが快調になりました!!

 

 

車は装備のレベルにもよりますが、2.5万~3万点の部品で構成されていると言われており、

新車・中古車問わず、機械ものなのでどうしても不具合はつきものです。

 

何か予兆的な事があれば別ですが、

いつ、どこで不具合が発生するのか誰にも分かりませんが、

場合によっては、船積を断念しないといけないケースもございます。

船積目前で外貨扱いになっている車輛は、許可無く車を触ることが禁止されているので

修理するとなると内貨扱いへの戻しのお手間が必要となります。

内貨のうちの車輛チェックが大事ですね。

 

 

今回のお車は、無事に出港に間に合わせることが出来ました。

仕向け地先でも『Made in Japan』の車輛が活躍することを期待しています!!