11月はエビ漁やカニ漁が解禁になる季節。
美味しい海鮮がお店に並ぶのを、楽しみにしている方も多いと思います。
そんなエビカニの中でも、クルマ業界にいるとつい気になるのが「車海老」の存在です。
ぼたん海老、ブラックタイガー、桜海老、アカエビ、伊勢海老……見た目の色や産地などから名付けられたであろう名前が多い中、なぜ車になったのでしょうか?
その理由は、クルマエビ独特の、縦の模様にあります。
黒いタイプの海老はみんな同じ模様、そう思っている方もいるかもしれませんが、クルマエビは特に縦の線が濃く、丸くなるとこんな感じになります。
もうお分かりですよね。
まるで車輪のようにみえるところから、「車海老」の名がつきました。
そんな車海老は、主に沖縄や鹿児島などで養殖されています。
天然物は愛知や愛媛が産地になっていて、ふるさと納税などでも人気の高級食材です。
天然の方が色が濃い。
天然は夏が旬だけれど、養殖は冬が旬、といった違いもあります。
養殖であっても希少なことに違いはなく、スーパーの売り場では高値で販売されています。
海老好きな日本人から愛され続けている通り、もちろん味は格別です。
愛車を買った日、車を購入した記念日などは、車にちなんだ「クルマエビ」でお祝いしてみてはいかがでしょうか?