今回のご依頼は、ダイハツのハイゼットトラックです。
USAのジャクソンビルへ向けて、輸出手続きいたしました。
ハイゼットと言えば、とにかくはたらき者の印象が強い車だと思います。
こちらの車も、日本でしっかり活躍してきた跡が、車体からよくわかります。
また、ここまで使い込まれていても、海外であたらしく活躍できる余地がある点も、ハイゼットトラックの魅力です。
このハイゼット、見ての通りフロントには「HIJET」と書かれています。
なぜ、ハイジェットなのか。
なぜハイジェットと書いて、ハイゼットと読むのか、気になりますよね。
ハイゼットシリーズがすべてHIJETと表記されるのは、もとになっているミゼットに由来しています。
三輪で走る1人乗り自動車、ダイハツミゼットだけでなく、
「より多くの荷物を積める、乗り心地の良い車を開発したい」
という思いで、ハイゼットは誕生しました。
ミゼット「MIDGET」にはもともと、超小型という意味があります。
そこへ高性能という意味を持つ「HIGH」をプラスすることで、ハイレベルなミゼットであると証明しています。
つまりハイゼットという名称は、ダイハツが考案した造語です。
誕生から60周年を迎え、今なお多くの人に愛されているハイゼット。
アメリカでもまだまだ大活躍してくれるはずです!