EAA検査はタンザニア、ウガンダ向けに輸出される車両は適用される輸出検査です。
タンザニア向けはJAAI、ウガンダ向けはJEVICによる検査が実施されていますが、
EAA検査はJAAI及びJEVICの検査と同等の検査としてタンザニア、
ウガンダ政府に認められており、JAAI検査及びJEVIC検査の代わりにEAA検査を受けることで、
タンザニア、ウガンダでの輸入条件を満たすことができます。
<検査内容>
A. 目視等による検査
- 錆がない(もしくは錆止めのペイントを施されている)こと。
- 外観を損ねる補修がされていないこと。(ガムテープ補修など)。
- パネルの1/4を超えるダメージがないこと。(1/4以内であってもパネルに穴があいているような場合は不合格)
- 部品の欠損がないこと。
- 部品のガタツキがないこと。
2)ドア
- 開閉がスムーズに行えること。
- 構成部品がしっかりと取り付けられていること。
- ロック可能であること。
- 自動ドアは手動でも開閉可能であること。
- 隙間風や水の浸入がないこと。
- スライドドアは開閉位置にしっかりと保持されていること。
3)内装
- ドア・天井・座席・カーペットなどに、ダメージ(破れやシミ等)がないこと。
- 著しく汚れていないこと。
- 各部品に、破損、欠損、その他著しいダメージがないこと。
- シートベルトが装備されており、且つ、正常に機能すること。
- 錆がない(もしくは錆止めのペイントが施されている)こと。
4)足回り・下回り
- 錆がない(もしくは錆止めのペイントが施されている)こと。 *経年劣化により発生した錆は除く。
- 水、オイル、燃料等の漏れがないこと。
- ブーツ、ブッシュ類に破れがないこと。
- 各取り付け部にガタ、緩みがないこと。
- 緩衝装置は正常に機能していること。
5)排気系統
- 排気漏れがないこと。
- 過剰な騒音を発していないこと。
6)タイヤ
- 車両にあったサイズであること。はみ出し、ボディーへの接触は不可。
- 構造のどの部分も、25mm以上もしくは接地面幅の10%以上の亀裂、剥離、隆起などのダメージがないこと。
- 溝の深さは全て1.6mm以上であること。
- しっかりと取り付けられていること。
- 空気圧が規定値であること。
7)エンジンルーム
- 水、オイル、燃料等の漏れがないこと。
- 著しく汚れていないこと。
- 異音や振動がなく、正常に機能していること。
- 錆がない(もしくは錆止めペイントが施されている)こと。
- ベルトなどに著しい劣化やダメージがないこと。
- バッテリーに液漏れ、硫酸化がないこと。
- 配線の無理な取り付け、取り回しがないこと。
8)計器類
- 全ての計器が正常に作動していること。
- バルブ切れがないこと。
- エンジン始動後、各警告灯の点灯がないこと。
9)装備品
- エアコン、パワーウィンド、ホーンなどの全ての装備品は正常に作動していること。
10)灯火類
- バルブの切れがないこと。
- スイッチやレバーなどの操作によって正常に点灯、または消灯すること。
- レンズに割れなどのダメージがないこと。
11)反射器
- 後部に備えるものは赤色であること。
- 前部、または中央部に備えるものは橙色であること。
- しっかりと取り付けられていること。
12)ミラー
- ミラーに亀裂がないこと。
- 格納可能なタイプは、その機能が損なわれていないこと。
- しっかりと取り付けられていること。
13)ワイパー
- スイッチ操作に応じた作動をすること。
- 錆がない(もしくは錆止めペイントが施されている)こと。
- 著しい拭き残しがないこと。*ゴム切れ不可。
14)ガラス
- フロントガラスに15cm以上の亀裂がないこと。
- 直接的に運転手の視野となる部分(車内より見て大よそ右半分)に2cm以上の長さの亀裂、または1.5cm以上の星型のダメージがないこと。
- フロント3面のガラスは無色透明であること。(メーカーによる着色は除く) *フィルム、ステッカーなどの貼り付け不可。
- 規格(JIS等)に基づく記号があること
以上が目視による検査内容です(^^)/
もちろんネオトランスではEAA検査代行も受付ておりますので、
ご希望の方はお気軽にお問合せ下さい♪