車輌を国外に輸出する場合に必要な手続きと書類は次のようになります。
書類の準備
輸出抹消証明書(EXPORT CERTIFICATE)
輸出予定日以内に税関に申告し、船積みします。
INVOICE(インボイス)
荷送り人、荷受人、貨物の詳細、価格、数量等
税関への申告内容を記載。
PACKINGLIST(パッキングリスト)
自動車だけを送る場合は不要です。
SHIPPING INSTRUCTION(船積み依頼書)
仕向け地、貨物情報、、荷受人、荷送り人、船の情報などを
記載して税関に申告。これを基に船荷証券(B/L)が作成されます。
CERTIFICATE OF ORIGIN (原産地証明書)
輸入国によっては原産地証明の取得を要求される場合があります。
車輌の準備
指定された期日までに船社指定の税関保税倉庫に搬入。
※車内にゴミ、不用品等を積んだ状態では輸出できません。
輸出前検査
輸出検査が必要な場合は、税関保税倉庫に搬入する前に
各検査機関の指定検査を受ける必要があります。
外装
錆び、凹み、傷(各パネルの4分の1以上は不可)
また、ブレーキランプ、灯火類、電動部品は正常に
作動しないと不合格となります。
輸出国によって検査、規制等はさまざまですが、
これらの準備をクリアして、船積みされていきます。