中古車輸出業務に携わって初めて耳にした RORO船
皆さんはご存じだったでしょうか
簡単に言えば 中古車専用船 詳しくご説明すると・・・
RO/RO 船 (Roll On/Roll Off船) = ロールオン/ロールオフ船
本船荷役の際に、本船に備え付けられたクレーンや陸上の荷役機器を用いず、トラックやトレーラーが本船の側面や船尾にあるRAMPWAYと呼ばれる出入り口から自走で出入りして作業を行うことができる船のこと。
なのです
RORO船に船積みされる場合は、基本的には自走可能な車両である事
と言われる理由は、このように自走にて船内に積み込むためです。
また、船の大きさにより車両高さ制限があるのもこの入口を通過しないといけないからなのです。
あるいは、車高が低い場合も船積み不可となってしまいます
この様に、RAMP WAY を登れない車両はその場でアウトです
船内は外地となりますので、誰でもが入れる訳ではありません。
荷役と呼ばれる業者のみが、車両積み込みを行います。
そんな、船内の様子を調べてみました
車両の大きさや、向け地など・・・荷降ろしの順番も考慮して安全にかつ敏速に車両を積み込んで行きます
船積みの途中で車両を降ろせなかったり、荷卸しの港を船積み後に変更出来ないのは無理もありません・・
何百台・・・何千台・・・もの車両が規則に従って列を連ねているからです
次に紹介するのは、
三菱重工長崎造船所で建造された世界最大級の貨物運搬船「RORO(ローロー)船」(全長265メートル、7万5251トン)
大型で重量の重い貨物を、クレーンを使わずに効率よく積み込めるのが特徴。
ノルウェーとスウェーデンの海運会社に引き渡されました。
まるで、道路のようなRAMP WAY です
皆様からご依頼頂いた大事な車両は、このような船に船積みされ、
長い長い航海へ出発します
心待ちに日本からの車を待っているお客様の元へ、無事お届け出来ますよう・・・
ネオトランスはお力添えをさせて頂きます