今回のご相談は、TOYOTAのエスティマです。
イギリス「サウザンプトン」に向けて、輸出手続きをさせていただきました。
こちらの輸出手続きですが、年々状況が厳しくなっていると肌で感じています。
これは車に限らず、貿易関連に携わる方の多くが感じていることですが、数年前よりも圧倒的に船が少ない、という事情があります。
船が減っている理由は大きく3つ。
一つずつみてみましょう。
理由1:コロナの影響
ご存じの通り、新型コロナの影響で海外向けの船便が減っています。
船不足だけでなく、船の遅延も世界中でみられます。
コロナ以前も遅れや船が少ない時期がありましたが、世界中でさまざまな物資が足りない傾向にあり、船を確保するのが難しくなっています。
理由2:戦争の影響
船が足りない理由の2つ目は、今なお続く戦争の影響です。
ここまで長引くとは思っていなかったのですが、ウクライナ進行から約1年が過ぎ、いまだに終息の気配がありません。
今後も戦争が続けば、船にも影響が出ると思われます。
理由3:船会社の撤退
海外向けの船便を運営している会社の撤退により、船が単純に少なくなっているという状況もあります。
世界的に、船に携わるスタッフ不足も深刻です。
このような背景もあり、思い通りにいかない場面もありますが、お客様と協力しあいながら、今回も船積のお手伝いを完了できました。
ご不便をおかけするケースも多々ありますが、できる限り精いっぱいのお手伝いでお応えいたします。
中古車輸出をご検討でしたらぜひネオトランスへご相談ください。