今回はかなり変わったご相談です。
オーストラリアに向けて、TOYOTAの「アルファード」を輸出するのですが、なんと新車を改造して作った霊柩車仕様。
霊柩車はどれも、落ち着いた重厚な雰囲気があるものですが、見た目も内装も高級感溢れる一台になっています。
光岡自動車さんで、オリジナル霊柩車を製造・販売しているようです。
アルファード | 洋型霊柩車製造・販売|株式会社光岡自動車 (mitsuoka-tokuhan.com)
さまざまな車の改造を担う、ちょっと珍しいタイプのディーラーさんで、そのラインアップは変わったものばかり。
興味がある方は、ぜひ公式ページで、どんな車があるのかみてみてください。
ラインアップ | 光岡自動車 (mitsuoka-motor.com)
ところで、オーストラリアに霊柩車を輸出すると聞いて、
「海外にも霊柩車ってあるの?」
そんな疑問を抱いた方もいると思います。
霊柩車と言えば日本、というイメージを持ちがちなのですが、実はイギリスが発祥だと言われています。当初は霊柩馬車が、ご遺体を運ぶ役割を担っていました。
このように海外でも霊柩車は存在し、黒を基調としたシンプルな車輌が多く見られます。
そんな中、最近ではほとんど見かけなくなった、昔ながらの宮型霊柩車が海外で支持されているそうです。
若い方は分からないと思うのですが、車に金閣寺を乗せたような、インパクト大の霊柩車が以前は街中を走っていました。車輌によっては、金色の龍が乗せられているものもあります。
現在は宗教の多様化や、火葬場付近の住人への配慮、コストなどさまざまな面からみなくなってしまいましたが、その豪華絢爛さに惹かれる外国人が多いようです。