皆様、こんにちは。
その①のクラッチとタイミングベルト交換の続きです。
ようやくトランスミッション本体が外れ、クラッチがお目見えしました。
丸い円盤の部品がクラッチです。
クラッチはクラッチディスクとクラッチカバーで部品が構成されており、クラッチディスクが摩耗すると
クラッチが切れなくなったり(シフトチェンジできなくなる)、クラッチの滑り(走行できなくなる)の不具合が起こります。
クラッチディスクの摩耗は半クラッチやエンジン回転を上げたままの走行、クラッチペダルに足を乗せたままの走行で
摩耗を早めるので、ドライバーの運転の仕方でクラッチの寿命時期は変わりますが、一般的には10万Kmあたりが交換の目安と言われています。
今回は、摩耗状態から見るとまだ使用可能な状態ですが予防整備で交換。
上手に乗れば、次の交換タイミングは10万Km後ですね!
新品のクラッチディスクとクラッチカバーを組みつけたら、折り返し。
外した部品を元通りに頑張って復元。
そして、タイミングベルトの方も交換。
普段は、カバーがされているのでエンジンルームを覗いても見えないベルトです。
車を運転・所有されている方なら、「10万Km毎に交換をしないといけないベルト」と
聞いたことがある部品だと思いますが、近年の車は、金属製のチェーン(自転車のチェーンのような形)になり、
メンテナンスフリー(無交換)になったため、交換する事がグンと減りました。
外した部品の復元が完了したら、エンジンの調子とクラッチの繋がりや切れを走行し確認をして完成です!
次回、交換時期目安の10万Km後まで元気に活躍してね!