今では当たり前に定着しているゴールデンウィーク。
ですが、昔からこの呼び名だった訳ではありません。
ゴールデンウィークがはじまったのは1948年。
国民の祝日が多く制定されたことで、4月29日~5月5日の間に休みが増え、連休がケースが増えました。
この連休に、ゴールデンウィークという名前がついたのには、諸説あります。
当時の娯楽だったラジオの視聴率が連休中は伸びることから、黄金週間と呼ばれたことに由来するという説。この連休に放映した映画がヒットしたことから、映画会社がゴールデンウィークと呼ぶようになった説などがあります。
このように、ゴールデンウィークは日本ではじまった習慣のため、海外ではこのような呼び名の連休はありません。
ゴールデンウィークになると海外旅行に行く日本人が多いことから、なぜこの時期だけ日本人観光客が多いんだろう、と首をかしげている外国の方もいるかもしれませんね。
ゴールデンウィークと対になる形で、秋にはシルバーウィークがあります。
意外かもしれませんが、G7の中では日本が一番祝日が多く、世界的にも祝日数は上位です。
一方で、海外では休暇をまとめて取得し、数週間旅行に出かけたり、という過ごし方が当たり前だったりします。日本も祝日だけでなく、休暇を多く取れるようになると、より充実した毎日を送れそうです。