6月に入って雨が増え、今後も夏の大雨、秋の台風と気候に悩まされる日々が続きます。
こんな時、
「最近車が汚れていたけれど、雨が降ったからきれいになってラッキー」
そんな声を耳にすることが多いのですが、実はこれ間違いだって知っていますか?
車が雨に濡れると、雨ジミができる恐れがあります。
この雨ジミを放置すると、塗装が剥げてしまうといった深刻なトラブルに陥る場合があるため、注意が必要です。
雨ジミ対策に、コーティングを進める業者もありますが、コーティングしてもできてしまうのが雨ジミのやっかいなところ。
大切な愛車を長く、大切に乗るなら、雨が降ったときこそメンテナンスが必要です。
今日からは、車が濡れたらできるだけ早めに洗車をして、雨ジミを予防しましょう。洗車が難しい場合は、クロスなどで拭き取るだけでも良いので、とにかく水滴が残らないようにするのがコツです。
もっと良いのは、雨が降る前の洗車です。
「どうせ雨が降るから」
とサボってしまいがちですが、きれいな車は雨ジミができにくくなります。
また洗車後は、水道水に含まられるミネラルで水ジミができる場合があります。洗車をしたら、水滴が残らないようにしっかり拭いてください。
洗車機から出た後、走っていれば乾く、というメンテナンスでは、車の寿命が縮んでしまう恐れがあります。
雨が多い季節は、濡れる前、もしくは濡れたら洗う、拭くを徹底して、大切な車を守ってあげてください。