トヨタのショーファーカーであるセンチュリー。
輸出代行のご依頼いただいた車両ですが、輸出前に車両点検と整備の
ご依頼も承りました。
現地へ到着後に何かしら不具合が見つかった場合、部品の入手や修理が
容易ではないとのことで、予防整備も含め日本国内にあるうちに
しっかりと整備をして欲しいとのご依頼。
外観を見ていると、状態もよく不具合はさほど不具合はないように感じましたが、
実際は、ゴムパッキンやホース類などの劣化により、エンジン、トランスミッション、パワーステアリング、から
オイル漏れが発生している状態でした。
お客様へご報告後、全て修理をお願いとのお返事でオイル漏れの修理をさせて頂きましたが、
今回はエンジンルームや下回り、足回りを分解しての修理作業となり、なかなかの大手術でした。
プラスチックパーツやゴムホース類は経年劣化でもろくなっており、
分解時に破損させてしまわないかとヒヤヒヤしながらの分解でしたが、
やはり破損してしまうパーツもちらほら。
致し方ないのですが・・・。
点検から始まり、約1ヶ月半。
なんとか無事に修理も完了し、出港を待つのみとなりました。
今回お時間を頂戴しましたが、内・外共に状態も良くなり、
まだまだこの先も異国の地で活躍してくれることを願っております!