今回のご依頼は、フィジー向けです。
TOYOTAカローラフィルダーを、輸出させていただきます。
広いスペースで人気のカローラフィールダーは、海外でも大活躍しそうな車種ですね。
走りやすさの割にはコスパが良いなど、あったらいいなが詰め込まれた車でもあります。
さて、このカローラフィールダーですが、フィジーへ輸出するためには、事前の検査が必要です。
検査についても、弊社でまとめて承りますので、輸出をご検討の方は、気軽にご相談ください。
該当の検査は「JEVIC」です。
時期によってはヒートトリートメント熱処理をしてからの輸出となります。
ヒートトリートメント検査、と聞くと、
「熱で車の表面を整える作業」
「熱でのトリートメントで車がきれいになるの?」
そんなイメージを抱きがちですが、実際はまったく違います。
ヒートトリートメント処理の熱を届けたいのは、車の中に潜んでいるかもしれない害虫。
外国へ外注を持ち込まないように、熱の力で駆除してから、輸出の運びとなります。
「熱で車がダメになってしまうのでは……」
と不安になるかもしれませんが、害虫駆除は60℃あればOKですので、熱波の中に大切な車が送り込まれる心配はありません。
その他にも、雑草がついていないか、サビの状態はどうか、といった機関点検を済ませ、いざフィジーへ旅立ちます。