今回はなんと、救急車の輸出です!
日々、中古車の輸出に携わっていると、このような緊急車両の輸出依頼が入ることもあります。
見ての通り、救急車そのものの状態で海外へ
ですが、中の機材などは、撤収してからの輸出になります。
こちらが救急車の運転席。
めったに乗れない特等席です。
船に乗せる場合は、発煙筒など発火の恐れがあるものはすべて乗せられません。
という訳で、消火器も撤去。
輸出できない機材を取り除くと、若干さっぱりしますが、やはり救急車は救急車。
到着次第、すぐに活動できそうです。
この救急車。
一般人が所持している車輌ではないため、いったいどんな人が輸出するんだろう……と思いますよね。
その答えは、NPO団体など。
輸出・販売されるのではなく、発展途上国や開発途上国と言われる国々へ、寄付するための車輌なんです。
海外輸出という形で社会貢献活動にできて、我々スタッフも嬉しい限り。
今回の救急車は、アフリカのウガンダへ旅立ちました。
ウガンダは、世界中もっとも貧しいと言われる国の一つです。
乳児死亡率が高い国でもあり、心が痛みます。
これまでも、多くの命を救ってきたであろう一台。
ウガンダの地で、さらにたくさんの命を救ってほしいと思いながら、見送りました。