走行距離計検査
走行距離計の信憑性は、中古自動車輸入や売買において重要です。
全車種(アナログ、デジタル、OBD)は走行距離計改ざんの対象となります。オドメータユニットを取り外しての検査、故障診断システムを利用しての検査、車両状態のチェック、入手可能であればメンテナンス記録や書類をチェックし、最後にオークションデータベースをチェックいたします。
車両が検査に合格すると、信憑性のある走行距離であると特定するステッカーをフロントのウィンドスクリーンに貼り、検査保証書を発行いたします。
走行距離計検査は、日本、シンガポール、ニュージーランド、またその他の向け地車両に対して実施可能です。
マルタ共和国向け走行距離計検査
日本からマルタ共和国向け車両
マルタ共和国運輸省は、下記タイプの車両について日本から輸出する前にJEVICによる走行距離計の検査および証明を義務付けています。
- N1: 車両総重量が3.5トン以下の物品運搬車両
- M1: 運転席に加え座席数が8席以下の乗用車
走行距離計の現物検査ならびに書類確認の両方で構成されています。車両の検査が完了し、走行距離計の真正が証明された場合、その車両の検査申込をされたお客さまへ検査証明書を発行
- オークションで購入される車両で走行距離が「走行距離不明」で売り出されている車両は、走行距離計検査では不合格となります。
- 走行距離計検査は車両証明機関(VCA)の検査の前後いずれか、または併行してお受けいただけますが、VCAの単一車両認可要件との関連はありません。
走行距離計検査-ニュージーランド
ニュージーランド自動車協会は走行距離計の不正行為から消費者を守るために走行距離検査を完全に是認してます。
更なる高基準の技術能力や品質保証を保持するために、走行距離計検査において国際的に認められているISO/IEC 17020:1998の認証を受けました。
検査官は走行距離計検証をベストプラクティス方法論を用いて承認しています。車両が検査に合格すると、信ぴょう性のある走行距離であると特定するステッカーをフロントウィンドスクリーンに貼ります。証明書はいつでもオンラインで見ることが可能です。