日本国内の保税運送の一種で、外国貨物を指定保税地域から指定保税地域まで陸上運送することをいう。
本船の船艙以外の甲板上を指す。在来船では船艙内(Under Deck)に比べ、貨物が損傷を受ける危険度が高いため海上貨物保険では甲板積は危険変動に相当し、基本的にはてん補されない。また、船会社は荷主と甲板積みに関して事前の合意があり、且つB/L面上にその旨の記載がない限り、運送契約違反を問われる。しかし、コンテナ船の場合は、貨物がコンテナに詰められているため、甲板上に積載されたからといって契約違反とはならないと解されている。