RORO船と比べる費用面では高くなりますが、外部からの影響を最小限に抑えることができ、
車両へのダメージや盗難のリスクも減少する事から弊社では高級車での輸出でお手配をさせて頂く事が多い海上コンテナ輸送。
荷詰め(バンニング)されたコンテナは、海上輸送と陸上輸送の結節点となるコンテナターミナルと呼ばれる港湾施設に運ばれ、コンテナターミナル内のコンテナヤードに一時的に保管され、船積みを待ちます。
コンテナヤードとは、外国から運ばれてきたコンテナやこれから輸出を行うコンテナを一時的に保管しておくエリアのことで、一般的にその頭文字をとってCY(シーワイ)と呼ばれています。
また、コンテナヤードは保税地域となっていて、通関手続きなど輸出入に関する諸手続もここで行われています。
コンテナヤード内のコンテナ蔵置位置はコンピュータによって厳密に管理され、輸出入、方面別、実入り・空コンテナ別などで区分されており、コンテナ船への積み込み計画に基づき逐次適切にピックアップされていきます。
コンテナヤード内に保管されているコンテナは、特殊車両によってターミナル内を移動させたり、船やトレーラーに積替をしていますが、その技術とスピード、積まれたコンテナの間を走る様などを観てると凄いです。圧巻されます。
日本の主要なコンテナターミナルナルは、東京港、横浜港、名古屋港、神戸港、大阪港ですが、ターミナルの見学を実施してる所もあるようです。
気になる方は、見学に参加してみては如何でしょうか。