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輸出参考事例 2022.03.22

オーストラリア向け介護車輌の修理を承りました!

 

今回はちょっと変わった修理依頼を承りました。

 

オーストラリア向けに輸出するTOYOTAハイエースです。

 

 

 

見た目では介護車輌かどうかわかりません。

車いすのマークがあるので、かろうじてピンとくる方もいるでしょうか。

 

 

でも後ろから見たら一目瞭然。

介護用のパーツが取り付けられています。

 

こちら、自動で動く電動椅子なのですが、誤作動を起こしているという理由で修理依頼。

 

電動椅子が思うように動かなくては、現場が大混乱です。

 

という訳で、問題の箇所を特定し、修理に入りました。

 

 

 

このハイエースは、ウェルキャブ(福祉車両)として販売されている車種になります。

 

乗せたい車いすの台数、乗員によってカスタマイズできる、介護の現場に欠かせない一台です。

 

送迎に使う場合は、乗員数が多いものを。

必要に応じてストレッチャーを付帯したものなど、幅広い使い方があります。

 

介護の現場で働いている方や、家族が介護サービスを受けている方には、おなじみの車輌ですね。

 

しっかり修理を施して、元気に旅立っていきました。

 

ちなみに海外では、日本のような”介護するための福祉車両”ではなく、障がいのある方本人が車いすでも運転できる車輌など、自分で移動するタイプの福祉車両が主流だそうです。

 

不自由な部分があっても、自分の力で移動できる。

そのお手伝いをしてくれる車が、日本でも増えたら良いなあと思いました。