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輸出参考事例 2023.09.04

カナダ向けに福祉車両を輸出させていただきました!

 

今回のご依頼も、カナダ「ニューウエストミンスター港」へ。

 

ちょっと珍しい福祉車両、NISSAN「キャラバン」を輸出させていただきました。

 

 

車椅子の方が、後方から乗り込めるようになっている仕様。

 

福祉車両にもいろいろな種類があるのですが、こちらは車椅子3台が乗り込めるタイプです。

 

 

その他にも利用者の希望に応じて、車椅子とストレッチャーを積んだり、車椅子で乗れる数を減らして、乗車人数を増やしたりなど、幅広い活用方法があります。

 

 

乗り入れ方も、スロープタイプやリフタータイプ、車椅子の方が移動できるように、シートが外に出てくるタイプなど、工夫されています。

 

 

福祉車両の進化はめざましく、見かける機会は少ないものの、どんどん便利になっていると感じます。

 

それなら外国には、もっと珍しい福祉車両があるはず……と思うかもしれませんが、実は海外では福祉向けの車種の開発や製造はされていません。

 

 

障がいなどがある場合は、一般車両に工場で必要な技術を加え、乗りこなせるようにします。

 

そのため、周りの手を借りなくても障がい者が自ら車に乗り込み、運転して移動できるのが特徴です。

 

海外の考え方も素晴らしいですが、車椅子で移動したい、というニーズも当然あると思います。

 

困っている方へ、日本の福祉車輌が無事に届きますように、そんなことを考えながら輸出手続き完了です。