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輸出参考事例 2019.05.20

KENYA 中古車輸入の年式規制の動き

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ケニア政府は中古車輸入台数を段階的に減らしていく方針を打ち出し、

中古車の年式規制を現行の8年未満から、5年未満に変更する方向で

動き出しているようです。

 

当初は2019年7月から5年未満の年式規制が適用される予定でしたが、

ケニア国内の中古車業者からの反発が大きく、2019年7月からの適用は、

一旦保留になり延期されました。

 

年式規制には、国内に進出している組み立て工場で生産される新車販売を促進することで

国内工場の雇用拡大につなげる意向があり、段階的に年式規制を強化していき、最終的に

中古車の輸入を排除する方針のようです。

 

検討している中古車の輸入の規制案によると、1500CC以上の排気量の車輌については

2019年7月までに8年未満から5年未満に、2021年7月までに3年未満、2023年7月までに

新車のみにするとの方針が出されているようです。

ケニア国内の中古車販売業者からの反発もありどのように実施されるかは分かりませんが、

中古車の輸入を制限していくことは規定路線のようです。

年式規制が実施されると日本国内のオークション相場にも大きな影響がでることでしょう。

今後も、ケニア政府の動きから目が離せない状況となっています。