2019年1~4月までの中古車輸出先の順位で2019年1~3月との比較では、
ミャンマーが8位から7位に順位を上げています。
通常であれば右ハンドル車輸入が禁止になると輸出台数が大幅に減少して、
ランキング圏外になることが多いのですが、未だ10位内に踏み止まっているのは
興味深いところです。
しかも4月の輸出台数が7361台中、7330台がコンテナ輸送になっているようです。
中国メディアが報じた記事では「ミャンマー政府が右ハンドルの輸入を禁止したのは、
ミャンマー国内の交通規則に合致しないという要因の他に外国から自動車メーカーを
誘致したい思惑があった」と伝え、実際に自動車メーカがミャンマー国内で生産された自動車台数は
日本の中古車台数を大きく下回っているようです。
ミャンマーの消費者が重視するのは「自動車の新しさではなく品質だと強調しており、
国産車であろうが輸入車であろうが日本の中古車の品質には適わない!」と考えているようです。
現地で走っている日本車のタクシーは38万キロを超えてるものもあり、
日本国内では10万キロを超えると値打ちは一気にさがってしまいますが、
国外では現役でバリバリ活躍しているのが現実のようです。
ミャンマーへの中古輸出は今後も目が離せない状況になりそうです。