ヤードには、日々さまざまなレア車が行き交っています。
その中でも特に今回目を惹かれたのが、日本で最も高級なセダン!トヨタセンチュリーです。
トヨタセンチュリーと言えば、皇族の方が乗られる御料車としても有名です。
令和天皇の祝賀パレードでは、センチュリーの特注オープンカーが用意され、注目を集めました。
以前は大型リムジンが御料車に使われていたのですが、より国民へ寄り添いたいという思いで平成天皇が日産プレジデントを選んだのを皮切りに、現在では次々とセンチュリーへ置き換わっています。
見た目は街を走っているセンチュリーと同じですが、窓に防弾ガラスが使われていたり、扉が観音開きだったり、といった違いがあります。
御料車は皇ナンバーで登録される。
後部のドアに、菊華御紋章が掲げられる点も、一般的なセンチュリーとの違いです。
御料車からあふれ出る高貴なオーラは、このような装飾からも、にじみ出ているのだと思います。
さて、このセンチュリーは、港を出てどのような方と出会うのでしょうか?
ロイヤルファミリーの御料車として使われている車。
そんな背景を知っている方が愛用してくれたら……そう願わずにはいられません。